Excelはビジネス面においてデータを入力、集計する際などで利用される方が多いと思います。Excelには関数機能がありますが、関数を覚えておくと、あらゆる計算を素早く正確に行うことができるため、様々な場面で業務効率を上げることに繋がります。また、自動計算によって数値が出るため、手動入力によるミスも予防することができます。
今回は、Excelの関数でも特に覚えておくと便利である「SUM関数」、「AVERAGE関数」、「COUNTIF関数」について紹介します。
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「SUM関数」
SUM関数とは、数値を合計する際に入力する関数です。活用例として、各会社に請求書を作成する際に各社ごとの金額を足した合計金額を算出したい場合等に利用されます。SUM関数の書式は、=SUM(セル範囲)です。以下に具体的な活用例を紹介します。(今回はE2セルからE6セルまでの合計を計算します)
→合計値を入力したいセルE7を選択し、「=SUM(E2:E6)」と入力し「enter」キーを押す。
→合計値が計算できる。
また、「=SUM(E2,E6)」のようにカンマで区切ることで離れているセル同士を指定することもできます。
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「AVERAGE関数」
AVERAGE関数とは、数値を平均する際に入力する関数です。活用例として、ある店舗の7日間の売り上げの平均金額を算出したい場合等に利用されます。AVERAGE関数の書式は、=AVERAGE(セル範囲)です。以下に具体的な活用例を紹介します。
(今回はE2セルからE8セルまでの平均を計算します)
→平均値を入力したいセルE9を選択し、「=AVERAGE(E2:E8)」と入力する。
→平均値が計算できる。
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「COUNTIF関数」
COUNTIF関数とは、あるデータから条件に合うデータの個数を教えてくれる関数です。活用例として、会議やイベント等の出欠表から欠席の人数を数えたい場合等に利用されます。COUNTIF関数の書式は、=COUNTIF(範囲,条件)です。以下に具体的な活用例を紹介します。
(今回は会議に出席する人の人数を計算します)
→結果を表示させたいセルH1に「=COUNTIF(E2:E9,”欠”)」と入力して「enter」キーを押す。
→欠席する人の人数が表示される。
以上のようにエクセルで関数を活用すると様々な場面で業務効率を上げることができるので、効果的です。
NT
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