溶接や圧接などで使用する超音波探傷器、溶接内の傷の有無を超音波の反射にて測定する機器ですが、他に便利な使い方があります。
それは、既存躯体に埋まっている鉄筋長を計るという使い方です。
例えば改修工事等で既存躯体を斫り、既存鉄筋を利用して新たな躯体を構築する際鉄筋の重ね継ぎ手部分が露出してしまい、(2本ある)重ね継ぎ手のどちらに(圧接などの)鉄筋継手を行う必要があるか判断が必要な場合です。
その様な際に鉄筋の小口部分に探触子あて、垂直探傷を行うと埋まっている鉄筋端部で超音波が跳ね返る=鉄筋長さの計測が可能になります。
T.S
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