建築基準法で定められた居室から直通階段までの歩行距離がちゃんと確保されているかをSolibri Model
Checkerを使って、チェックしてみました。
チェックを行うためにモデルには、以下の要素を最低限入力しておく必要があります。
①外壁、柱、防火区画壁、間仕切り壁の入力
(区画壁と間仕切り壁は、レイヤーや複合構造などで区別しておく)
②直通階段(階段オブジェクト)または直通階段・附室への扉(ドア・窓ツール)の入力
③対象となる居室をゾーンで入力
モデルデータをIFC形式で書き出し、Solibriで開いて、「避難経路の分析」というルールを使って、チェックします。
(Solibri 内で、いくつか設定が必要になりますが、詳細な設定方法の説明は省略します)
パラメータに、確保しなければいけない歩行距離を入力して確認すると、
その距離以上の箇所が結果に表示されて、
歩行距離が確保されていない箇所が瞬時に確認できます。
↑30m以上の箇所が3Dで確認できます
特に大規模物件では、歩行距離の確認はひと手間なので、Solibriによるチェックは非常に有効です!
Takayuki.H
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