生活産業研究所が出しているArchiCADのアドオンシステムの「Massplan」を使って、面積集計を試行してみましたが、
このアドオンシステムを活用するには、ゾーン高さの入力方法とMassplanの設定方法に留意する必要がある。
◇Massplanでの設定
ゾーン高さを天井高さとするため、以下のように配置フロア+1の高さ-1200などと設定した場合…
Massplanの環境設定で、階の判定が「上の階高を基準」が選択されていると、判定高さ(階高)よりもゾーン高さが低いものは集計から除かれてしまう
そこで、「階のオフセット高さ」を選択して、オフセット高さを0m(またはその他数値)に設定すると集計されるようになる
ただし、ゾーン高さの設定により、集計されなかったり、ダブルで集計されたりしてしまうことがある
つまり、「階のオフセット高さ」で設定した高さの位置にゾーンが存在しているかで、面積集計を行なうのでゾーン高さの設定に留意しなければならない
そこで、下記のような対応でゾーンを入力して面積集計を行いました
◇ゾーン高さの設定(本プロジェクトでの対応方法)
①天井高さの設定がない室(特に階段室・シャフトなど)は、ゾーン高さを上部FL以上にならないように上部FLより低い設定とした
②ゾーンの下部の高さは±0で統一
しかし、ここ最近、ゾーンの配置フロアを認識するように改善されたようです!
より使い勝手が良くなっているようですので、ぜひ活用してみてください
Takayuki.H
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