先日、ためになる言葉を聴きました。「マシンマインド」という言葉です。この言葉の使い方は「マシンマインドの欠如」「マシンマインドを知る」という風に使用します。
この言葉の意味は「機械等の構造、素材、機能等に対する基本的知識を理解する」というものです。例えば、自動車のブレーキのマシンマインドは自動車を減速、停止するという機能を理解しているという事になります。
建物を建てる上で、工場や病院等では、特殊な機械や設備を設置する場合がありますが、『この場所に機械が来るから機械基礎が必要』とか『設備機器のスペースが○m×△m必要』というメーカー等が指定する「条件」のみで基礎図や詳細図を描いてしまう事があります。
その中で機械や設備の「マシンマインド」を理解していると『この機械は発熱量が多いのでもっと広いスペースが必要なのでは?』とか『この設備だとメンテナンス回数が多いので開口位置はもう少し低いほうが良いのでは』等、考えが浮かび建築側から設備、メーカー等への提案が可能になります。
またこの言葉は機械や設備だけではなく建築の機能、構造にも通ずることが出来ると考えます。
(例えば足場クランプの直交と自在の違いであったり、シーリングで使用するボンドブレーカーの機能等々)
「マシンマインド」 良い言葉だと感じました。
直交と自在クランプの「マシンマインドの理解」は初歩ですね
T.S
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