以前にこのブログで階段手摺の記事を書かせてもらいました。
『階段折り返しの段鼻位置と手摺形状の関係』 2017年8月2日
http://sherpa-net.blogspot.com/2017/08/blog-post.html
もうずいぶん昔になってしまいました。。。
ここでは、手摺がきれいに回る寸法を歌いましたが、ササラもこの寸法に関係するので
事例を作ってみました。
まず、原案はこのような階段です。
踏み面300㎜、折り返しは段鼻から200㎜です。
ササラの取り合いを詳しく見ると、上方は天端に段差が付き、下方は微妙にササラが
ずれています。
ササラの取り合いを詳しく見ると、上方は天端に段差が付き、下方は微妙にササラが
ずれています。
次に変更案としてそれぞれの寸法を調整したものです。
ササラがきれいに納まる寸法は、折り返しを100㎜(以上あればOK)
上方の段鼻始まりが折り返しから踏み面+100㎜(参考モデルは400㎜)
これは手摺がきれいに回る時の寸法と同じですね。
ササラの取り合いを詳しく見ると、
上方の段鼻始まりが折り返しから踏み面+100㎜(参考モデルは400㎜)
これは手摺がきれいに回る時の寸法と同じですね。
ササラの取り合いを詳しく見ると、
上方、下方ともササラの高さがきちんと合ってきれいに回ります。
ちなみに、下階からの階段の流れの取り合いも水平面が少しできるので
きれいに取り合っています。
プラン上、階段室の面積に余裕がない場合は苦し紛れになってしまいますが、通常時も
使用する階段はきれいに納めたいものですね。
ちなみに、下階からの階段の流れの取り合いも水平面が少しできるので
きれいに取り合っています。
プラン上、階段室の面積に余裕がない場合は苦し紛れになってしまいますが、通常時も
使用する階段はきれいに納めたいものですね。
T.F
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