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2022年5月27日金曜日

病院建築の部屋名と用途

病院建築には特殊な用途の部屋が多く、英語の頭文字や検査名で部屋名が表現されることがあるので、意味を知らないと何に使う部屋なのか想像がつきにくいです。

一部ですが、抜粋して部屋の用途について書いてみました。

ICU…集中治療室。急性の重症患者を収容し、集中的な医療・看護を行うための空間。
GICU…総合集中治療室。院内のすべての診療科を対象に、集中的な医療・看護を行う空間。
HCU…高度治療室。ICUと一般病棟の中間的な位置の病棟。
SCU…脳卒中専門の集中的治療を行う空間。
MRI室…X線は使わず磁力と電磁波を使い体内の断面像を撮影する部屋。検査機器はテレビでよく見ますね。
CT室…X線を使用して体内の断面像を撮影する部屋。
CAG室…心臓カテーテル検査室。
X-TV室…X線で体内を透視して検査を行う部屋。
ERG室…眼科の検査で網膜の働きが正常が調べる検査を行う部屋。
NICU…新生児集中治療室。
GCU…新生児回復室。NICUで治療を受け状態が安定した赤ちゃんが引き続き治療を受ける空間。
LDR…陣痛室・分娩室・回復室が一体となった病室。
SPD…院内物流管理システム。院内の物品の管理・搬送を行う部門。
DI…医薬品情報室。医薬品情報の収集・提供を行う部屋。

部屋名の意味が分かると、誰がその部屋を使うのか想像がしやすくなりますね。

Ter

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