工事区画を設置するには屋外であれば鋼製パネルを使用する工法が採用され,出入口にはジャバラゲートを用いることになります。簡易的に済ますのであればジャバラゲートのみで対応する現場もあります。
工場内のクリーンルームを区画する場合は写真のように鋼製の足場を立て側面にブルーシートを張りそれを工事区画としてました。
しかし,この工法ではデメリットとしてコストや工期も掛かっていました。他にも,慎重に組み立てないと足場で内装材を傷つけたりするリスクもあります。また,汚れた足場材をクリーンルーム内に持ち込むことによってクリーンルーム内を汚してしまうリスクもあります。
そこで新たに考えたのはLGSを立て側面に0.15ミリ厚の透明シートを張り工事区画とする工法です。
この施工方法にした結果,足場を使用するよりもコストダウンをすることができました。又,材料も軽量なため施工がし易く内装材や客先備品を傷付ける心配が減りました。
デメリットとしてはクリーンルーム内の正圧や台車の衝突によってシートに穴が空いたりするのでテープ補修をするなど定期的に見回ったりしなければいけません。
D.I
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