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2022年4月6日水曜日

AutoCAD_ビューポートに指定範囲をフィットさせる

BIMモデルから図面を切り出すことが多くなってきましたが、

BIM上でレイアウトの分割がうまくいかなかったり、

dwgデータで渡す場合にAutoCAD上でレイアウトをすることがあります。

今回はAutoCADでビューポート指定範囲をフィットさせる方法です。


あらかじめレイアウトビューでビュポートを作成しておきます。

このときレイアウトの印刷尺度は1:50にしてあります。

モデル空間でビューポートにフィットさせたい範囲となる補助線を書いておきます。

このときモデル空間の補助線とレイアウトのビューポートの大きさは同じ寸法になります。

(印刷尺度を1:1にする場合、モデル空間の補助線はビューポートの大きさの縮尺分倍にします。)

ビューポートを選択して、モデルモードにします。

※ビューポートが複数あり任意のビューポートが選択しづらい場合は、

Ctrl+Rキーで循環選択できます。

フィットさせたい範囲が入るところまで適当にズームします。

メニューから窓ズームを選択して、Shift+右クリックで一時スナップの端点を選択します。

※メニューではなく右クリックで窓ズームを選択することもできますが、Shift+右クリックしても一時スナップは出て来ないようです。

一時スナップが有効になったら、モデル空間に書いた補助線にスナップしてズームします。

これでビューポートにフィットできたので、ロックをかけて完了です。

レイアウトの印刷尺度を1:50としているため、ビューポートの尺度は1:1となります。


TM

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