BIMモデルから図面を切り出すことが多くなってきましたが、
BIM上でレイアウトの分割がうまくいかなかったり、
dwgデータで渡す場合にAutoCAD上でレイアウトをすることがあります。
今回はAutoCADでビューポートに指定範囲をフィットさせる方法です。
あらかじめレイアウトビューでビュポートを作成しておきます。
このときレイアウトの印刷尺度は1:50にしてあります。
モデル空間でビューポートにフィットさせたい範囲となる補助線を書いておきます。
このときモデル空間の補助線とレイアウトのビューポートの大きさは同じ寸法になります。
(印刷尺度を1:1にする場合、モデル空間の補助線はビューポートの大きさの縮尺分倍にします。)
ビューポートを選択して、モデルモードにします。
※ビューポートが複数あり任意のビューポートが選択しづらい場合は、
Ctrl+Rキーで循環選択できます。
フィットさせたい範囲が入るところまで適当にズームします。
メニューから窓ズームを選択して、Shift+右クリックで一時スナップの端点を選択します。
※メニューではなく右クリックで窓ズームを選択することもできますが、Shift+右クリックしても一時スナップは出て来ないようです。
一時スナップが有効になったら、モデル空間に書いた補助線にスナップしてズームします。
これでビューポートにフィットできたので、ロックをかけて完了です。
レイアウトの印刷尺度を1:50としているため、ビューポートの尺度は1:1となります。
TM
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