ArchiCADから図面をdwg出力する際に、客先の施工図テンプレート等に体裁を合わせたい場合があると思います。
dwg出力用の変換設定が用意されていれば良いですが、なかなかそこまで整備できていないのが現状です。。。
dwg出力して毎回CAD上でスタイル調整するにも手間がかかるため、極力そのまま使えるように出力したいですよね。
そこでテンプレートを参照して、ArchiCADの編集用出力の設定をしていきます。
今回は文字スタイルを設定してみます。
まず、DXF-DWG変換設定を開き、
任意の出力トランスレータを選択し、保存オプションから参照したいテンプレートファイルを指定します。
(必要であれば、トランスレータも新規で作成しておきます。)
次に属性のフォント/スタイル変換から新規でArchiCAD上のフォントとAutoCAD変換後のスタイルを指定します。
テンプレートを参照することで、そのdwgファイルに入っているテキストスタイルをこのようにドロップダウンから選択できるようになります。
これでテンプレートの文字スタイルで出力できるようになりました。
テキスト以外にも線種やハッチパターンなども同様に指定できるようです。
変換がうまくいかないときは出力設定をあれこれ試してみるよりも、テンプレートを参照してしまった方が簡単かもしれません。
ただし寸法スタイルの変換はできないようです。
dwgデータで編集していく場合は、出力後に一括で寸法スタイルを変えるなどの作業が必要になります。(寸法の文字スタイルは合わせられます。)
最近はBIMから図面を切り出す機会が増えてきましたのでぜひご活用下さい!
TM
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