今回は、面付きのコンポーネント配置時に、参照面を作業面ベースで配置する際の注意点についてです。
ここに2つの参照面を用意しました。名前をそれぞれ作業面Aと作業面Bとします。この参照面を作業面にして、コンポーネントを配置してみましょう。(下図は立面ビュー)
ファミリは、基壇型で面付きの一般モデルカテゴリのものを用意しました。
配置してみると、、、このように片方は反転して配置されてしまいました。
これは、参照面には裏表があり、面の法線方向の情報を持っているためです。
この法線の向きは、Dynamo等でも確認できますが、参照面を選択することで手軽に確認できます。
参照面を選択すると、参照面の名前が表示されます。この時、参照面の線分に対して法線方向の反対側に名前が表示されます。
では、作業面Aと作業面Bを選択してみましょう。
作業面Aの法線の向きは下図赤矢印になりますが、名前は参照面の線分に対して下側に表示されています。
この参照面の面の法線方向は、参照面作成時に定義され、2点入力する際に左から右に向かって入力するか、右から左に向かって入力するかによって変わります。
もし参照面の法線方向を反転させたい場合は、参照面の端点の位置を入れ替えるか、Dynamo等でRevitAPIを用いることで可能です。
もし、意図しているのと反対方向に配置されていると思ったら、上記の方法で確認してみてくださいね。
R.O
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