今回は、Revit2021からの機能の、傾斜壁についてです。
以前の投稿でも、傾斜壁について紹介していますが、この傾斜壁の特徴について、もう少し掘り下げてみたいと思います。
傾斜壁は、壁のインスタンスパラメーターで、設定することが出来ますが、壁の上下レベルをオフセットすると、下図のようになります。
この状態で、壁上端部の青丸をドラッグすると、緑色の点線が表示され傾斜角度を調整できます。
ところが実際にドラッグしてみると、このように回転の軸は配置レベルが基点になっていることがわかります。(矢印の位置)
感覚的には、オフセットされた下端が回転軸になってほしい気がしますが、これが仕様のようですね。
また傾斜壁同士は、下図左の壁のように上端部でコーナートリムのように角を作れるようには現状なっていないようです。
従って、上端部で角を作りたい場合は、下図右の壁のように従来通りマスの面を利用して壁を作成すれば可能です。
以上、傾斜壁の特徴について挙げました。適材適所で傾斜壁を使えたら良いですね。
R.O
0 件のコメント:
コメントを投稿