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2015年4月16日木曜日

ArchiCAD 一覧表から数量を出すときの注意点

一覧表から数量を出すときの注意点です。

以前に、数量一覧表でモデルの整合チェック!
 (2014年10月10日金曜日掲載
 http://sherpa-net.blogspot.jp/2014/10/archicad_10.html)
の記事で、
「一定項目を単一項目として表示」や「見出しを表示」
にチェックを入れると同一のものを平面図に反映したり検索が出来ることを紹介しました。


しかし数量を出すときはこの「一定項目を単一項目として表示」
の機能の使い方に注意が必要です。

一覧表をEXCELに吐き出して数量を計算するとき、
「一定項目を単一項目として表示」を使用するときは、一覧表の
フィールドに「数量」を出すようにしましょう。

そうでないと・・・

↓↓↓こんなことがおきてしまいます。

「一定項目を単一項目として表示」にチェック無しでは、各部材が表示されます。

次に、チェックを入れると、同じ長さのものがまとまり、数量が2となります。

今度は、一覧表のフィールドに数量を出さずに、「一定項目を単一項目として表示」
にチェック無しで表示します。特に変わりありませんね。


「一定項目を単一項目として表示」にチェックを入れると、一見するところでは
特に変化ないような感じですが、長さ2,468の部材が一行になっています。

実は、数量が2となっているのですが、表示をしていないために表からは
見分けることが出来ません。

この状態で、EXCELに吐き出して、述べ長さなどを計算してしまうと、

数量が抜けている
 ことになってしまいます。

一覧表から数量を出すときは、「一定項目を単一項目として表示」は使わないか、
使用するときは、「数量」を必ず表示して確認できるようにしましょう。
                                          T.F


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