RCの構造フレームファミリを元データに編集して、新たに木の構造フレーム
ファミリを作成した際、形状ハンドルのパラメータが表示されないという事がありました。
原因を探ったところファミリ作成の際に「モデルのマテリアル動作」の設定が
RCの構想フレームファミリのままコンクリートになっていたためでした。
設定可能なマテリアルの動作としては5種類あり、
それぞれ設定によって振る舞いが変わります。
↓Autodeskのヘルプページも各設定ごとの振る舞いについて解説がありました。
コンクリートに設定されている場合、自動接合動作と配筋のホストが可能になる
代わりに形状ハンドルが無効になるため先述のような問題が発生していました。
原因が分かったので試しに実際にマテリアル動作の設定のみ変えて
ファミリを作り比較しました。
パラメータの項目の変化や自動接合の有無など振る舞いの違いが確認できました。
タイプパラメータで構造マテリアルなどを設定する事が出来ますが、
これはグラフィックにかかわるものなので上記の振る舞いと直接の関係はないようです。
(私もこのパラメータをRCから木に変えて満足していました。。)
ただ上記の設定が正しくても重要な参照線が消えていたり(新規作成時に選択する
構造フレーム用のテンプレートにはデフォルトで存在しています。)、参照線への拘束が
しっかりできていないと形状ハンドルが正常に作用しないことがあるので注意が必要です。
しっかりと理解する事がやはりとても重要ですね!
Y.N
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