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2022年8月8日月曜日

Bluebeam_内装制限の色分図

Bluebeamで内装制限の色分図を作成する手順です。

まずは各部屋に動的塗りつぶしで「面積の測定」を作成しておきます。


次によく社内で使っている内装制限の確認資料の手順に沿って色分けをしていきます。

※内装制限の色分図

マークアップリストの列の管理から、カスタム列に各手順ごとの項目を追加しておきます。


また、内装制限がかかる部屋には以下のようなプロパティを入力しておきます。

例)

・壁天井:仕上準不燃以上

・壁:仕上不燃、天井:仕上準不燃以上

・壁天井:仕上下地共不燃


プロパティが入力できたら、フィルタで並べ変えてプロパティごとに一括で「面積の測定」の色を変更して完了です。

内装制限のかからない部屋については透明にしておきます。

このPDFファイルをコピーして次の手順、そのまた次の手順という風に色分図を作成していきます。

これが最終的に作成する内装制限のまとめの根拠の色分けとなります。


各色分図ができたら、最後に内装制限のまとめとして色分図を作成します。

各手順で入力したプロパティが追加された状態になっていると思いますが、

そこから各部屋にかかる制限の中で一番厳しいもので色分していきます。


これで最終的に内装制限のまとめの色分図の完成です。


仕上表などですべて仕上下地共不燃となっていたりする場合がありますが、

性能が過剰になっている部屋については色分図を元に性能を下げる提案もできるかと思います。

BIMがあれば、Revitの部屋、ArchiCADのゾーンといったもののプロパティに内装制限の情報を入れておくのも良いかもしれません。

そうすればBIM上で内装制限の色分けがすぐにできますね。



TM

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