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2021年3月2日火曜日

梁の配管貫通範囲に注意!

 梁の貫通孔の位置は通常、設計図構造図で記載されているかと思います。

ここで注意したいのは下端や上端からの寸法(d)が記載さている場合です。

構造図に通例的に下端から250㎜以上などと記載がされていると、ついつい設備配管の

貫通が可能な範囲として考えてしまいます。しかし、梁配筋が3段筋となっている場合は

要注意です。鉄筋に当たってしまいます。


特に基礎梁などは3段筋としている場合がい多いですから気を付けてください。

例えば、主筋がD32で3段配筋の場合、後配筋側はかぶりを含めて334㎜となって

しまいます。完全にアウト!ですね。

配管のルート検討や連通管(耐圧版の厚みにもよりますが。。。)の配置検討をする前には必ず配筋要領を確認しましょう。


T.F

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