配筋ピッチを広くすることが出来ます。
例えばD13@100で鉄筋が組まれているとします。
D13の断面積は1.27㎠です。(建築工事管理指針より)
1.0mに対して100ピッチで入っているので、1.0m当たりの総断面積は12.7㎠になります。
次はD16@150で考えてみます。
断面積は1.99㎠で、150ピッチなので1.0m当たりの総断面積は13.26㎠になります。
13.26㎠はD13@100の12.7㎠より大きくなりましたね。
配筋ピッチを広くした代わりに、鉄筋径を大きくしたため、
1.0m当たりの総断面積が上回りました。
つまりD13@100からD16@150は変更が可能です。(設計者との確認は必要ですが)
この要領で他の2パターンだけ紹介します。
D16@100からD19@140 (1.0m当たりの総断面積 19.9<20.5)
D19@100からD22@125 (1.0m当たりの総断面積 28.7<30.96)
このように計算で出すことができたり、よく使用するものは数字を覚えていても良いかもしれません。
J.N
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