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2020年6月11日木曜日

仮設足場と躯体との距離 

足場と躯体面までの距離は、一般的には[300㎜以下]と言われている。

どうやって決めるかというと、安全性と作業性を考慮した距離にする。
 
まず安全性は人が足場と躯体の隙間から落ちない様に考える。

 作業性については、まず横歩きに必要な寸法は300㎜とされています。
 

また動作空間は通常作業域は390mm、最大作業域は500㎜とされている。


 今度は一般的は作業をコンクリート構造で立断面に検証してみました。


足場と躯体面までの距離は、[300㎜]を条件して、
最長距離として鉄筋工事までの距離は「412㎜」で動作空間として可能
最短距離として型枠工事の締固めで「181mm」で足場と干渉していない。

 なので、[300㎜以下]が妥当とわかります。 

ただし、施工方法により足場との距離は違います。 

例をあげると、型枠工事の施工方法で、大型型枠ユニットを吊り込む方法だと
450㎜以上空けるどありますので, 
施工法、作業する方と打ち合わせてから
仮設足場を計画してください。

 仮設足場により工事の効率が違いますので仮設とはいえ、とっても大切な工事です。

ご参考までに  

   B.Y H,K

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