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2020年1月9日木曜日

Revit 壁の開口と部屋境界の注意点

Revit壁の開口と部屋境界に関する注意点です。

壁に開口のみを設ける方法として「壁開口部」や壁の「プロファイル編集」が
ありますが部屋を作成している場合に注意が必要です。


注意する点は部屋の算定高さ開口の下端高さです!
それぞれの機能で作成した開口下端高さが部屋の算定高さより下にあると
部屋の境界が認識されなくなってしまします。

「壁開口部」で開口を設けた例

開口を設けた際の警告

部屋の算定高さは、断面図などのレベル線から確認できます。


部屋の算定高さを「0」に設定しても開口の下端高さは「0」にすることはできません。

壁に開口のみを設けるシチュエーションとしては、二重シャッターなど
特殊な建具などの開口部に設ける場合が多いと思います。

部屋境界」で分割線を作成してもよいのですが、開口の位置が変更しても
追従しないので開口位置と分割線のそれぞれ修正する必要があり管理が大変です。
(分割線を作成した場合、「重なっている」と警告も出てしまいます)



分割線を作成せずに対処する方法としては、開口のみのドアや窓を配置するか
一般モデルで開口のみのボイドを配置するといいと思います。



NF

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