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2019年9月5日木曜日
S造の床段差補強梁の注意点
S造のスラブ段差の補強梁がは構造体でない場合もあり、構造図に反映されていない時もあります。入れなければならない梁や注意事項をまとめました。(※段差高さは100~200㎜程度の場合です。)
①長編方向(配力筋方向)は補強梁が無くてもよい。(デッキが掛かれば良いため
長辺側の端部はデッキのZ型ふさぎで良い)
②段差がスパンの半分以下であれば、端辺方向に梁を入れて段差梁を短くする。1スパンの梁だとメンバーが大きくなる。
③段差位置が梁の手前1.0m程度ならば低いスラブを梁まで伸ばし、上フカシとする。
④大梁を1.0m程度超えたところに段差がある場合は、段差梁を掛ける側の大梁のジョイント位置に干渉する恐れがある。(その場合は、大きく逃げる)
なるべく無駄なコストと手間を省略することを考えていきましょう。
T.F
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