そこで今回は、作成した集計表の設定を使い回す方法を紹介いたします。
集計表には、ビューと同様にビューテンプレートを割り当てることができます。
これを使えば、フィルタやグループ/並び替え、自作した関数などを、他の集計表に割り当てることができます。
たとえば、上図の集計表の内容を、他の集計表に適用しようとするには、まず集計表をビューテンプレートに登録します。
登録したビューテンプレートを、他の集計表に割り当てると、フィールドや外観など集計表の設定を引き継ぐことができます。
注意点としては、以下2点です。
- フィルタで表示範囲を制限していると、その範囲しか表示されないので、他の部分を表示させたいときは、ビューテンプレートのフィルタのチェックを外しておくと、個別にフィルターを制御することができます。
また、フィールドや並べ替え等も同様にチェックを外しておけば、個別に設定が可能です。 - 行のサイズ変更等、ビューテンプレートが割り当てられていると修正できない項目があります。
修正できない項目を修正したい場合、一度ビューテンプレートを外して、ビューテンプレートを作り直す必要があります。
集計表は、毎回同じ体裁の場合が多いので、ビューテンプレートを一度整備しておけば後々便利ですね。
R.O
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