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2015年10月13日火曜日

ArchiCAD_プロファイル作成ツールによる笠木入力

笠木の入力方法について、以前スラブでの入力方法(2015/8/26掲載)や
オブジェクトを作成して入力する方法(2015/9/9掲載)を紹介しましたが、
他にも笠木を作成できる方法がありますので、紹介します。

それはプロファイル作成ツールを使った方法です。
(このツールはVIPツールをインストールしておく必要があります)


例えば、下図のようなパラペット上部に笠木を入力する場合、


















平面図ビューで作成します。














①平面図ビュー内のどこでもいいので、ポリラインツールを使って、笠木の断面を作図します。
(塗りつぶしツールで作図してもOKです)











②作図した笠木断面のポリラインを選択した状態で、「デザイン」→「デザイン補助」→「プロファイル作成」を選択すると、プロファイル作成ウィンドウが開きます。
そこで、各設定を行ないます。

プロファイルの基準点は、「入力するには平面図でクリック」にチェックを入れて、OKします。





















③ArchiCAD画面左下に「プロファイルの原点を入力してください」という指示が出ますので、笠木断面の入力原点を選択します。
 ここでは、下図の部分を原点とします。











④パラペットに沿って、入力していきます。
 終了する部分でダブルクリックします。




⑤プロファイルを保存ウィンドウが開くので、名前を任意で入力して保存します。
 オブジェクトとして、埋込みライブラリに保存されます。




















⑥これで笠木が入力されました。



























笠木はこの塊のままオブジェクトとして作成されているので、後で幅を変更したりということはできませんが、オブジェクトなので表面塗りつぶしが設定できるため、下部にあるパラペットの余計な線が平面図上で見えない等のメリットがあります。


Takayuki.H

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