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2013年6月21日金曜日

意外に使えるYouTube

現場ネタが続いておりますが。。。

建築工事では、特殊な基礎工事はあまり経験しないものです。

しかし、最近では古い建物の建て替えなど、建物を解体してから
新しい建物を建設する工事が増えています。

解体工事では、地上に出ている部分や、地下がない建物は杭を
残して解体することができます。

しかし、地下がある建物では、地下をすべて壊してしまうと
隣地の地盤が下がったり、最悪は隣の建物にまで影響
及ぼすことがあります。

そのため、既存の建物を一部残したまま新築の建物を立てたり、
古い建物の地中部を順に壊し、仮設の土留壁を構築しながら新築の
建物を建設したりしていきます。

その際に使われる工法は、土木工事ではよく使われる
「全旋回オールケーシング工法」
と言われる工法で、障害撤去として地中の岩盤や障害物を削り取りながら
杭を地中深くまで打ち込むための穴を掘ります。

しかし、更地に建物をつくる現場ではあまり使われません。
教科書では聞いたことがある名前なのですが、実際にはどのような機械で
どのように作業をするのか・・・?
そこでYouTubeで検索をして見ると・・・

メーカーさんが投稿したと思われる掘削機の紹介の動画がありました。
見てみると、どのような機器で掘削をするかがわかります。


さらに、もう1つ、同じく一般的な建築現場ではあまり施工されない
地盤改良の工法の1つである
「薬液注入工法」
とはどんなものか・・・
ちなみに、薬液注入工法とは、地盤内に薬液を注入して地盤の強度をあげたり、
地盤の透水性を減少させたりする地盤改良工法のことです。
YouTubeで検索をして見ると・・・

横浜の駅の工事で採用された内容を紹介した動画がありました。

技術的な細かい部分まではさすがに分かりませんが、動画ということもあり、
「百聞は一見にしかず」
のとおり、こういう物かっ!というところまではわかります。

エンターテイメントだけではなく業務でも使ってみてはいかがでしょうか。
途中で脱線しないように己に厳しく・・・

TF

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