建具工事の製作図確認で建具用金物について
建具メーカーさんに教えていただいたことを
紹介したいと思います。
鋼製建具(SD)の計画で当初は
・SAT枠-ドアボトム
・扉吊り金物-中心吊りピボットヒンジ
が要求でした。
SD製作図打合せを進めるなかで上記の要求は
ドアボトムの機構と中心吊りピボットヒンジが干渉して、
あまり良い組み合わせではないことがわかりました。
ドアボトムのATゴムが下がるしくみは、
ドアボトムに設置されているロッドがSD縦枠に
当たりロッドが押込まれてATゴムが下がる機構です。
扉吊り金物が中心吊りピボットヒンジの場合、
PH下部プレート金物とこのロッドをSD縦枠に
当てたい部分とが干渉するようです。
ピボットヒンジは中心吊りPHと
持出し吊りPHと2種類あると思います。
一般的な持出し吊りPHで計画することでこの干渉は
防ぐことができますが、見栄えが変わるため設計確認、
打合せして決定したいと思います。
建具用金物はいろいろ難しいことが多いですが、
1つ覚えることができて良かったと思います。
T.N
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