ガラスシーリング材の種類と単価について
知ることができたので紹介したいと思います。
カーテンウォールのガラスシーリング材の種類について、
2成分形シリコーン系〈SR-2〉又は
1成分形シリコーン系(低モジュラス)〈SR-1_LM〉使用を
推奨していることを知りました。
上記の理由はJASS8(防水工事)にも記載があり、
カーテンウォールはガラス面積が大きいため
1成分形シリコーン系(高モジュラス)〈SR-1_HM〉を
使用すると伸縮性能に追従できないことと
ガラスシールの面クリアランスが大きいため、
〈SR-1_HM〉だとせん断性能に追従できない可能性が
考えられるとのことでした。
ガラスシーリング材の単価について、前述の
2成分形シリコーン系〈SR-2〉と
1成分形シリコーン系(高モジュラス)〈SR-1_HM〉とでは
シーリング材単価が2.1倍と大きな単価差があることを知りました。
【2成分形シリコーン系〈SR-2〉材料が高い】
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)
9章 防水工事_7節 シーリングでは
金属(金属製建具)とガラスの被着体組合せでは
1成分形シリコーン系(高モジュラス)〈SR-1_HM〉が
使用できる、一般用(ガラス用・金属用)として
よく知られていると思います。
ガラス面積が大きい場合やカーテンウォールの
ガラスシーリング材の選定では上記の種類と単価のことを
ふまえて計画しなければいけないと思いました。
T.N
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