コンクリート壁スリーブ密集部分の開口補強

埋設電線管が接続する比較的大きい電気マンホールが在来工法の

コンクリート製で計画されていました。

電線管接続用にスリーブを設置しますが、電線管が密集し

どのように壁配筋補強筋を計画・施工するとよいのかな、、、と

考えていました。

「鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説」を確認してみると

開口補強筋の提案ができそうな要領がありました。

「鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説」壁の開口補強部分に

図示がありました。

「小開口が密集している場合の開口補強要領」があり、

スリーブなどが密集している部分を１つの壁開口として

補強筋を配置する要領です。

構造図特記に壁開口補強要領の記載が無かったので

この「小開口が密集している場合の開口補強要領」にて

設計確認をしました。

結果、確認OKでスリーブが密集している部分を１つの壁開口とし

壁開口補強筋を実施しました。

壁補強筋の一例として覚えておきたいと思いました。

T.N