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2018年5月11日金曜日

塩害対策としては何ができるのか?


軒天などで強風に晒され雨がかからず海塩成分が付着したまま
放置しておくと金属の腐食が進行する。
ということが分かってきました。
















ではどのように対処していけば良いのでしょうか?

もっと実感として分かり易いように以下の文章に置き換えて
みたら対策法が浮かびやすいのかも。

「愛車で融雪剤が散布された路面を走行したらシャーシなどの
 足回りに融雪剤が着付してしまいました。さあどうしよう?」

自分の車の錆びがどんどん進行していくイメージが想像できる
のではないでしょうか?
「これはやばい!直ぐに洗車場に行って足回りの高圧洗浄だ~!」
ってなりますよね。つまり、そういうことなのです。

上の写真の軒天も付着した海塩成分をこまめに洗浄・除去して
やれば腐食の進行は抑制できるのですが、現実的にはそんなに
簡単にできる作業ではないです。

よって対応策の選択肢は以下に絞られると思います。

①ある程度錆びることは仕方なしとして腐食速度低減を目指す
 メンテナンス(水洗い清掃等)を行う。

②コストをかけてでも高耐食性金属を使用して美観を長く保つ。

③軒天など錆が発生しやすい部位には予め金属類の使用を可能な
 限り避けた計画をする。

さて今回で押さえておきたいポイントは、
 「塩害の影響とどんなスタンスで向き合うのかを事前に押えよう」
でした。

by MK

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