健康・衛生や内装制限等に関わる為、建物を設計する上で必ず考えなくてはならないですよね。
採光は居室(継続的に使用する部屋)の最高有効面積が居室の床面積に対して、
一定割合以上でないとなりません。
計算式は
【居室の採光有効面積 ≧ 居室の床面積 × 一定割合】となります。
必要な一定割合は居室の種類によって異なります。
例えば住宅で床面積が28㎡の居室で考えると、
住宅の一定割合は1/7なので、28㎡ × 1/7 という計算式になります。
なのでこの居室の採光有効面積は4㎡以上必要ということになります。
ただ実際に居室に必要な開口部の面積を出すとなると、
採光補正係数(用途地域や立地で異なる係数)が必要になるので注意が必要です。
開口部の面積の計算式は
【居室の採光有効面積 = 開口部の面積 × 採光補正係数】です。
採光補正係数の出し方はまた別の機会にご紹介できればと思いますが、
仮に採光補正係数を2と考えた場合、4㎡ ÷ 2 で開口部の面積は
最小で2㎡は必要だということになります。
建物を建てるうえで必要ですが、
自分の住んでる部屋を計算してみても面白いかもしれませんね。
J.N
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