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2019年10月18日金曜日

ECPの施工クリアランス

施工クリアランスで、下地や施工誤差によるクリアランスのほかに、施工できるか、
手が入るかということを考慮してクリアランスを考える事が重要です。

パラペットなど、RC立上り部にECPを施工する場合、下地アングルや施工誤差を考慮して通常75㎜程度のクリアランスを確保します。下の図のような場合ですね。



同じように立上り部に施工する場合でも、庇などで上部がふさがった場合があります。


この場合、施工は横から手を入れて施工することになります。
75㎜あればよいと思っていましたが、ECPの施工業者さんと打合せをした際に、
100㎜以上は空けてほしいとの事でした。
現場で施工をする方々は手が太く、75㎜では入らないのですね。
誰がどうやって取り付けるかということを理解したうえでクリアランスを決める
ことが大切ですね。

                                   T.F

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