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2015年12月11日金曜日

ArchiCAD モルフで型枠数量拾い

モルフの使い方もいろいろありますね!

型枠の数量出しをやってみました。ただ自動で算出される訳ではないですが、図面をを元に手計算するよりは、根拠が分かりやすい、計算ミスがない、などのメリットがありますよ!

やり方は、モデルの躯体面にマジックワンドでモルフ面を貼って、その面積を一覧表で型枠数量として算出する、というものです。
型枠種別ごとにモルフの材質を変えると、視覚的にも分かりやすく、型枠種別ごとに一覧表集計ができますね。

①例えば柱の場合、梁よりも包絡関係が強いので、柱のビルディングマテリアルを優先度が低いものに変えて、見えている表面だけに貼れるようにします。
 (これをやらないと、梁が柱と取り合っている部分も後の手順でモルフとなってしまいます。)

②モルフの材質を種別ごとに変えてマジックワンドで貼ります。梁をやる時は、①と同様にビルディングマテリアルを柱は元に戻し、梁は変更しましょう。
 (表面だけに貼れたか確認しながらやりましょう。)



③躯体モデルを非表示にして確認します。視覚的に分かりやすいですね。


④ビルディングマテリアルごとに、このモルフ面の面積を一覧表で集計します。


モデルがあれば、根拠を残しつつ面積算出ができるので気に入っています!

他にも、スラブ型枠、防水箇所、左官押え、各仕上げ面、などにも活用できそうです!
(仕上げツールの面をモルフ化すると同様に面積が出せます!!)

是非、お試しを!!

FH




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