ページ

2014年11月19日水曜日

ArchiCAD カーテンウォールツールのカスタムパネルの使い方

今回はカテーンウォールツールのカスタムパネルの機能を使って簡単なシェードを表現してみたいと思います。

まずはカスタムパネルに取り込みたい形状を作成します。今回はこのようなリング形状が水平、垂直の交差するような形状を作ってみました。ここで注意したいのが形状の外寸を正確に計測しておくことです。今回は外寸が奥行き100mm、高さ100mm、幅100mmのリングで作成しました。



続いて、平面ビューに戻ります。カスタムパネルがカーテンウォールツールで配置した際に正面を向く方向が平面表示で上側に向く状態にします。



形状を選択した状態でメニュー「ファイル」→「ライブラリとオブジェクト」→「選択内容に名前を付けて保存」→「カーテンウォールパネル」 をクリックします。



「カーテンウォールパネルを保存」画面より名前を入力して保存をクリックします。



「OK」をクリックします。



続いて保存が完了したので保存したカスタムパネルを使ってカーテンウォールの配置を行いたいと思います。カーテンウォールの設定画面を開きます。「スキーム」の設定より主グリッドラインと副グリッドラインを今回登録した形状の外寸100mmをそれぞれに入力します。



フレームの設定を行いますが今回はフレームを非表示とします。
パネルのグリッドからの離れを入力します。今回は「-2.5」mmと入力しました。
境界フレームを選択して非表示とします。そして「均一フレームクラス」をクリックし他フレームも同様に非表示の設定とします。



パネルの設定で今回はメインのパネルにカスタムパネルを適応し配置します。
パネルを「CWカスタムパネル」とします。そして保存したパネルを選択し、パネル厚さを奥行きの100mmの数値を入力します。設定が完了したら「OK」で設定画面を閉じ、カーテンウォールを配置します。



するとこのようなシェードを作成することができます。


by85

0 件のコメント:

コメントを投稿