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2014年8月6日水曜日

施工順序による熱中症対策

 連日熱中症のニュ-スが報じられている今日この頃ですが、工事現場では、冷水器の設置、冷房設備の完備等、様々な対策が取られています。

 その中で今回は施工順序による熱中症対策を紹介します。これは外装工事や仮設工事等外の作業でとれる対策なのですが、建物の東西南北各面を施工する状況にあって、どの面から施工を行うかという場合、勿論工程的に急ぐ面から施工を行うのがセオリーなのですがどの面から行っても工程に支障がない場合、朝方西面を施工、夕方東面を施工すれば熱中症対策になります。

 もうお察しかと思いますが、これは日影のできる方向で施工を行う事により直射日光を防ぐ、すなわち直射熱を防ぎ体の体温上昇を抑えることを目的としています。この方法で熱中症の発症を防ぐ事に繋がりまた、夏場は暑さにより施工能率が落ちやすいのですが、この方法で施工を行うことで、施工能率が落ちる率を下げることができます。


逆に冬場はこの日差しが恋しくなりますね。


T.S

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