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2015年8月20日木曜日

Rhinocerosでコンクリート型枠加工図への利用


Rhinocerosを使ってArchiCADのモデルからコンクリート型枠加工図
の作成に利用してみました。


方法としては、ArchiCADのモデルを利用してRhinocerosへ取り込み
躯体の展開図を作成して、それをDWGに変換し、加工図として修正加筆
 をして行くというものです。

手順としては、
①ArchiCADで作ったモデルを3Dビュー表示の状態からDWGへ書き出します。
②Rhinocerosを起動し、先程ArchiCADから書き出したDWGを読み込みます。

モデルの中から梁を選んで展開図を作成してみます。

まず、どれか梁を選択します。
③モデルはブロックインスタンスという状態なので、これをメッシュの状態へ変換します。


メニュータブの「標準」から「分解」を選びます。

 これでモデルがメッシュの状態になりました。

④次にメッシュの状態になったモデルを今度はポリサーフェスという状態に変換します。
今の梁をを選択して、メニュータブの「メッシュツール」を選び、
「メッシュからポリサーフェスに変換」の所で「右クリック」をします。
これでモデルがポリサーフェスの状態になりました。






⑤今の梁を選択した状態でメニュータブの「サーフェスツール」から
「可展サーフェスを展開」を選択して画面上部のコマンド欄で展開内容を、「番号=はい」
を選択してEnterキーを押します。



すると画面の0,0,0の基点の所から展開図が作成されます。


⑥次にこの展開図をDWGに書き出します。



⑦書き出されたDWGを開いて加工図とするための修正や加筆を行って行きます。


 このように単純な直方体の形状なら簡単に展開図が描くとこができます。


by shoichi.I





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