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2012年11月26日月曜日

外壁ALCに取付くサッシ廻りの処理方法

外壁に取付くサッシ廻りにモルタルを詰める
ことはよくあります。
しかし、外壁がALCの場合、ALCがロッキング工法で取り付けられているときは要注意です。
ALCがロッキング工法の場合は、ALCは建物の層間変位に追従し、「動くもの」として扱われます。
モルタルを詰めてしまうとALCが挙動した時に割れてしまう恐れがあります。

対策として、サッシ周りにモルタルを詰めずに乾式とすることです。
参考例として

外部側:ALCとの取り合いはシーリング
内部側:居室の場合⇒結露対策で現場発泡ウレタンを吹き
               額縁などを取り付け、内部仕上げ材で覆う。
              工場など露出する場合
                ⇒サッシ同材のアルミプレートなどで周囲を
                                      塞いで隙間をふさぐ。

                工場であればアルミプレートでも十分です。

建物は、動くものと考え、適材適所を心掛けましょう。

Fujii

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