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2022年7月25日月曜日

基礎下端と基礎梁下端に段差が無い場合のかぶり厚さ

基礎下端と基礎梁下端の高さ関係ですが
通常少し段差がある場合が多いと思います。
基礎下端と基礎梁下端に段差があることで、
・基礎配筋(ベース筋)
・柱配筋
・梁配筋
の鉄筋工事の組立て順序で所定のかぶり厚さ
計画することができると思います。


















プロジェクトの構造計画上、基礎下端と基礎梁下端に
段差が無い場合は梁下のかぶり厚さが大きくなってしまいます。

基礎梁(直接土に接する梁)の設計かぶり厚さは、
50mmの計画です。基礎配筋、柱配筋を
設計図書の鉄筋径で図示のように計画すると
梁下のかぶり厚さが
・X方向_203㎜
・Y方向_175㎜
と大きくなります。

















基礎下端と基礎梁下端に段差が無い場合、
梁下かぶり厚さが大きくなり
梁断面算定(梁成)が小さくなること
覚えておき構造設計確認をすると良いと思いました。

T.N

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