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2016年7月26日火曜日

外構図「路肩」「路側帯」について

外構図面の修正作業をしていて気になったので調べてみました。


昨日に引き続き敷地内の構内道路のお話です。

増築対応した既存の構内道路の図面修正で、道路との取合い部分の表現である人は
「路肩」またある人は「路側帯」といい、図面表記をどうすればよいのか頭の中が
一瞬こんがらがってしまったのです。


これはある道路の写真ですが、どこが路肩、どこが路側帯、はたまた道路の範囲は
どこまでか?歩道の範囲はどこまでか?明確に説明できるでしょうか?



















まず、路肩と路側帯の違いから

これは歩道のある・なしの違いです。


写真の道路の左側には歩道がありません。なのでこの道路の左側は
「路側帯」です。

同じく道路の右側には歩道があります。なのでこの道路の右側は
「路肩」です。

この道路は片側1車線でセンターラインが引いてあります。
道路の外側には白線が伸びています。
この線の名称は「車道外側線」といいます。

道路の巾は、この 車道外側線の内側です。(線自体の巾は含みません)

左側の 路側帯は歩道扱いとなり、歩行者・自転車が通行できます。

右側の 路肩は車道扱いで、自転車も通行可能です。しかし歩道が広い
ので歩行者と共にこの歩道を通行するでしょう 。

以上をまとめると

写真左側から右に向かい、
「路側帯」(車道外側線含む)

「車道」 (車道外側線含まず)
 ↓
「路肩」(車道外側線含む)
 ↓
「歩道」(縁石ブロック含む)

 ということになります。

ちなみに「路側帯」は、道路交通法の用語
 「路肩」は、道路構造令の用語になります。

by MK

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